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“最終戦 鈴鹿 予選”
Post Date:2010/10/31
台風の影響が心配され、前日のA.R.T.走行の午後の走行から、予選が始まっている感じの鈴鹿のパドック。
A.R.T.走行をみても、ライダー、マシンともに好調を継続しているようだ。
そして土曜の予選日。
「台風は??」と思わせるほどほとんど影響は無く、午前中には雨がやみ、JSBの予選が始めるころには、コースもほぼDRYになっていた。
予選は当然スリックタイヤで行われた。
今回もノックアウト式の予選なのだが、決勝が2レースあるため、Q1の計時順がレース1のグリッドとなり、Q1~Q3での計時はレース2のグリッドとなる。
まずは40分間のQ1。
所々に見受けられるウォーターパッチはあるものの、スリックでコースイン。
コースの状態やマシン、タイヤをひとつひとつゆっくり確認しながら、徐々にタイムを上げていく。
出したい時に出したいタイムが出せる・・・まさにそんな感じがコースを映し出すモニターから伝わってくる。
2'10.701でQ1は3位・・・すなわち、レース1は3番グリッド、フロントローからのスタートとなる。
10分のインターバルをおき、15分間のQ2が始まる。
ここからは、秋吉選手、中須賀選手との見ごたえのあるアタック合戦が始まる。
ただ、伊藤選手はQ3の最後に一発を狙っているかのように、セクションごとを丁寧に攻めて確認しているように映った。
3番手でQ2を通過し、Q3を迎える。
コンマ1秒、秋吉選手には届かなかったが、赤マークを刻みながらアタックする伊藤選手は速く、とても強く感じた。
レース2は2'06.841で2番手からのスタートとなった。
土曜日から自身の卒業セレモニーでFANサービスに忙しくしている伊藤選手であるが、バイクにまたがり、アクセルを握ってからの集中力はやはり秀でている。
われわれとしても、最後という感じが少しずつ募りはじめてはいるが、その前に5連勝という目標にむかってレースに集中できるよう、サーキットさん等に少しだけ配慮いただけたらなと思う。
決勝の二レースはどちらも1列目からの好位置からのスタート、もちろん見逃せない。
Update:webmaster
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